ぶれない戦術

昨日のダービー。
巷ではポスターがいろいろと取りざたされていたようですが。
おーしのヘッドから始まるF・マリノス新の大量8得点勝ち！
いやぁ～胸がスカッとしました。

最近、スポーツ誌やサッカーの番組を見ると、元F・マリノスの選手たちに目が行きます。
川崎の大橋や大分の正人くん、クマ（熊林親吾＝徳島）や尾本くん（草津）など、あぁ・・・がんばってるなぁ、ととても嬉しかったりします。

さて、Jリーグも再開、くやしいことに優勝戦線を争っていない現状ですが、2強とも言われているガンバとレッズが次節直接対決しますね。
レッズの守備が堅いのは元々ですが、少し前は、エメルソンがいて、田中達也がいてスピードスターが前線を駆け巡る・・・、そしてFWにかまけて油断するとトップ下の山瀬くんが飛び出してきて・・・そんなイメージがありました。
ただ、（赤いチームに面と向かって言うのもへんだけど）青いイメージがあって、2004のサントリーチャンピオンシップのときもそうだったけど、竜二がエメに踏みつけられてエメ退場！となったように、スピードは怖いけど、左でサボってる三都主もいるし、冷静に戦えば怖くない、という気も同時にしていました。

ところが、ワシントンが加わって浦和の攻撃が変わったというイメージがあります。
以前ほどの早さはないけど、力で持っていくようなそんな感じ。
達也がケガで戦線に加わっていなかったこともあって、レッズの攻撃パターンは一変しました。
今この8月の連戦を控えた大事な時期に来て、ワシントンがケガで帰国したことで、かなりの影響力というか、ダメージを受けた印象があります。
（小野が日本に帰国したことでも影響はあると思うし、阿部ちゃんが加わって更に穴のないチームになってきたよね。）
闘莉王は中心となるFWが変更になったことで、これまでとは否が応でも戦術が変わらざるを得ないし、そのことで（たぶん）カッカ来てるし、俺がやらなきゃ！って思っているみたいだけど、どうなんだろうね。

サッカーは点を取る競技だから、堅守で負けはしなくても、ゴールしなきゃ勝てない。
ケガ人が出ることはこの競技だから欠ける期間の長短はあっても絶対にあるし、それを補える何があるか、みんながどんな方向を向いているか！？ってのが、練習でも試合でも大事になってくる。
好調であればあるほど、影響力が大きければ大きいほど次の手も考えるべき。
それが、たった一人欠けただけでカッカきたりガックリしてどうすんのよ！？とも思っちゃいます。
元々力のあるチームなんだから、修正するのはさほど難しくないと思うしね。
（って、浦和にエールを送ってどうする！？＞自分）

そういう意味において、守備力は浦和ほどではないけれど、金太郎飴のように同じ方向を向いた次の手が繰り出されてくるというか、意思統一されてぶれない戦術を持っているガンバに、リーグ戦の分がある、と思うのは私だけでしょうか！？

くやしいけど、とにかくお盆の天王山の行方とても楽しみです。